2008年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

2008'07.02 (Wed)

沖縄本島の光りと空

沖縄出発の2日前に、突如“行こう!”と思い立った斎場御嶽(Sefa-utaki)。
久高島を訪れる前に、
「こちらにもご挨拶しておかなくては…」と感じたのだ。

那覇ターミナルからバスに乗って約60分。
斎場御嶽の入口に到着。
しばらく歩くと、駐車場と案内所が見えてきた。

7〜8年程前、友人から誘われたことがある。
でも、そのときは行かなかった。
なぜ?と訊かれても、答えられない。

誘ってきたのは、インド旅行をともにした友人だった。
それなのに…?
自分でも、よくわからなかった。

現在、世界遺産として登録されている斎場御嶽。
入場料を支払い、案内所を通って中へと向かう。

御嶽とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称で、
斎場御嶽(Sefa-utaki)は琉球王国最高の聖地。
御嶽の中には6つの聖域があり、中でも大庫里・寄満・三庫里は、
首里城内にある部屋と同じ名前を持っている。

琉球王国時代、国家的な祭事には「神の島」といわれる久高島から
聖なる白砂を運び入れて行われた。

歩いていると、頭上に何かを感じる。
シャッターをきる。
太陽の光りが、幾何学模様となって降りていた。

斎場御嶽から久高島へ渡り、自転車で島を一周。
島の地図を観たとき、「行きたい」と感じたシマーシという浜。
アグル嶽という御嶽があると書いてあった。

アグルって?

行ってみたら、その謎が解明。(^^)

ここは入ってもいい場所なのかどうか、考えあぐねていたら
私の脇を通りすぎるオジサンが…。
すかさず呼び止めて、さっそくその御嶽の話を伺ってみた。

事情があって本島から島に帰れない人が、斎場御嶽のあの拝所から
久高島に向かってお祈りをする。
アグル御嶽は、その思いを受けとめる御嶽でもあるとか。

さらに北端へ向かう。
琉球の祖神アマミキヨが降り立ったという伝説が残るカベール岬に着いた。
この岬は、竜宮神が鎮まる場所でもあるという。

空が、凄かった…。

海の美しさはあえていうまでもない。
岬に立つと、風が右側から吹いてきて私の身体をぐるりと巡り、
海上では、波が島を包むように弧を描いていた。

風と波に合わせて、3回転。(^∩^)うふっ

久高島のエネルギーは、なんともいえない穏やかさを持っている。
田舎だからのんびり、といった類いのものでは決してない。
島全体が、すっぽりと静穏さに包まれてしまっている感じ…。

異次元…?

前述した通りすがりのオジサンに
「素敵な島ですね」といったら、
「アンタに言われたくないわっ」と返ってきた。笑

わざわざ言葉にする必要のない、特別な島である。(^^)

☆前半は斎場御嶽/4:10頃から久高島 ↓







Edit |  18:00 |  旅の思い出  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ

2008'07.02 (Wed)

24年ぶりの沖縄本島

6/26〜29まで、沖縄本島に行ってきました。

24年ぶりの沖縄本島。
当時は、コザにセンターストリートという繁華街があった。
通りを歩く人は外国人ばかり。
その一画はまさしく米国だった。

あれから、既に四半世紀。
モノレールもできたし、すっかり様変わりしているに違いない…

飛行機の中で、先日ジュゴンのイラスト・写真展で講演してくださった
目崎茂和先生の「沖縄 修学旅行」を拝読させていただいた。

この本は、タイトルにもある通り“修学旅行”として訪れる学生向けに書かれた本で、
沖縄の歴史をわかりやすい言葉で、現段階で確認できる真実がまっすぐに伝えられている。

戦争時、日本で唯一本土決戦となった沖縄本島。
日本の思惑、沖縄の島民はそのとき何を伝えられていたのか…。
十代の少年、ひめゆり学徒をはじめとする女学生、若き母親と乳児、
年配者にいたる多くの島民が犠牲となり、
愛する者同士が殺し合うという悲しいまでの最期をとげた。

24年前、高校生だった私たちは、ひめゆりの塔ゆかりの地を訪れ、
船に乗って慶良間諸島にも行った。
ページをめくるたび、そのときのことが頭をよぎり、涙があふれてきた。

ガマと呼ばれる島民たちが避難していた洞窟。
真っ暗な洞窟の、その入口に、私は数秒も立っていられなかった。

10代の私が感じたもの、それは女学生たちの悲痛な思いだったに違いない…。

沖縄に起こった惨事に、目をそむけてはいけない。
そして、現在も基地のある沖縄にとって、戦争はまだ終わっていない。
改めてそう思った。

那覇空港に着くと、ムンとした空気と眩しい太陽が迎えてくれた。

明日、斎場御獄と久高島に向かう。

Edit |  14:02 |  旅の思い出  |  TB(0)  |  CM(0)   このページの上へ
 | HOME |